こんにちは
ちわわ画家ライフの筆者Keiです
もっている無地のトートバックやTシャツに絵を描きたいけど、何で描いたらいいのかわからない!
そんなお困りのあなたには、こちらの絵の具がおすすめです!
たくさん画材があり迷ってしまいますよね。
まずは1枚描いてみたいけど、量が多いものばかりでどれを選んだらいいのか・・・
何を買ったら良いのか、わからないあなたの気持ちが、痛いほどわかります。
特徴を知り、そして注意することで、初めてでも完成することは可能です。
ターナー布えのぐを発見
2021年3月にクレヨンでTシャツにパイナップルを描きました。
記事はこちら↓
ダイソーの布用クレヨン”クルピア”でTシャツにパイナップルを描く
2021年5月頃クレヨンでは太くて、ライトをうまく描けないとあきらめて、家でも匂いを気にせずに使えて、布にチワワのライトを描ける耐水性のある絵の具を探していました。
するとターナー色彩様の”ターナー布えのぐ”を発見して、使ってみることにしました。
12色セットで20mlと少量なので、試しに1枚から描きたい人にはおすすめです。
今回は小さなネイル用の筆で描きました。
ターナー布絵の具の特徴5つ
ではカンタンに特徴を説明していきます。
水性絵の具はアクリル絵の具
水性絵の具とは、水に溶かして描くことのできる絵の具です。
つまりアクリル絵の具のこと。
※ちなみに水彩絵の具とは違います。
【アクリル絵の具と水彩絵の具の違い】
絵の具 | 樹脂 | 耐水性 | 基底材 |
---|---|---|---|
アクリル絵の具 (水性絵の具) | アクリル | 有り | 紙・布・粘土・木・石など |
水彩絵の具 | アラビアンゴム | 無し | 紙のみ |
綿・ポリエステル・麻に描ける
家にある素材なら、基本的に描けますが念の為に素材を確認してみよう。
ただしウールやフリース、タオル地はおすすめしません。
化学繊維の場合、接着が悪い場合もあるので、切れっぱしで確かめてください。
デニムは綿やポリエステル素材なら可能。(12セットにないので、18色セットに入っている「0ホワイト(濃)」を下地に使うことで発色が良く見えます)
12色セットで混色もできる
12色セットはこちらの色です。(番号は色番)
21 | レッド |
23 | ピンク |
14 | オレンジ |
11 | イエロー |
43 | リーフグリーン |
45 | グリーン |
50 | アクアブルー |
55 | ブルー |
62 | バイオレット |
35 | ブラウン |
9 | ブラック |
1 | ホワイト |
混色することで色は増やすことが可能
そのままでもピンクやオレンジや水色に紫まで入っていて、ポップなカラーリングになっています。
自然乾燥で楽チン
めんどくさいアイロンの熱処理がいらないので、楽チン。
描き終わったら風通しの良いところに干し、ほっとくだけでOKです。
【乾燥時間の目安】
- 夏2〜3時間
- 冬5〜6時間
洗濯しても落ちなくなる
ふだん使いすると汚れが気になりますよね。
大丈夫です!!!
乾燥後(24時間程度)は耐水性になるので、水で洗っても落ちません。
特にエコバックとして使うなら汚れても洗えて、清潔なので安心です。
描くときの注意点3つ
実際に筆者Keiが描いてみて、注意する点が3つ出てきました。
この3つを意識するだけで、大きな失敗を防げます。
水は極少量にする
「10%〜20%の水を混ぜてお使いください」と説明に書いていますが
思っている以上に、水を入れ過ぎてしまうからです。
薄くなりすぎると接着性が悪くなってしまいます!!!
もともとチューブからそのままでも、使えるぐらいなめらかです。
水の目安は筆に水をみじ込ませてから、ポタポタと垂れないくらいが理想です。
チューブから出すと数分で乾燥が進むので、水を筆に染み込ませて混ぜてから描くようにしました。
あわてないで少しずつ水を足すことで、大きな失敗を防げます。
塗らない「置くように」
しかし水が少ないと思うように伸びません。
キャンバストートの布生地は表面が毛が、ふわふわしているところがあって、予想以上に定着しにくいんです。
しかし水を入れすぎると接着性が悪くなります。
そこで筆で塗るのではなく、トントンと軽く置くように描くことで、思ったように描くことができます。
筆を左右や縦横に動かすのではなく、布から離したり近づけたりと上下に動かしていきます。
筆など絵の具をつけたまま放置しない
乾くのが早いということは良い面でもあり、悪い面でもあります。
思っている以上に気をつけないと、固まってしまい筆が、使えなくなります。
描く
↓
ティッシュかウエスで拭き取る
※使い捨てる古布のこと
↓
水で洗う
これぐらいの流れが、良いぐらいこまめにやろう
休憩するときはぜったいに筆には、絵の具が残らないようにすることです。
しかも固まってしまったまま使うと、その古い絵の具の一部が新しい絵の具が混ざってしまい、せっかくの作品が割れやすくなる原因になります。
小さな手間を惜しまないことで、作品に愛着が生まれます。
トートバックにチワワを描いた感想
綿100%で大きさは480×400×150mm
筆者Keiは油絵の具をメインで描いています。
油絵の具の黒は使いすぎるとキツくなってしまうので、柔らかい黒を作りたくて油絵の具のマネをして、ブルーとブラウンを混ぜたのですが、理想の黒にはならずに薄い印象でした。
そこで黒を全部には使わずに細くポイントで使うことで、キツくならないように気をつけました。(色鉛筆の時に知った使い方)
服の色は元の写真では紺色だったのですが、鮮やかな青に変更しました。
筆者Keiは何も調べずに
「布に描ける魔法の絵の具や〜」とテンション上がって購入
開けてみると「ん?これはアクリル絵の具では?」と後で調べて知りました。
アクリル画は失敗してから描いておらず、残っている絵の具は固まっていました。
2018年に乾く早さについていけずに、死んだ魚の目になって失敗した作品がありました。
記事はこちら→初心者から抜け出す方法。アクリル画に失敗して気づいた事2018
布えのぐを購入して、後悔しつつも下描きが終わっていたので、仕方なく描き始めました。
しかし特徴を知ることで、大きな失敗をせずに(死んだ目にもならず)思った以上に納得の絵が描けて大満足でした。
自己満足ですが、「成長してる〜」って実感できました。
買ってよかったです。
アクリル絵の具の苦手意識がすこーし薄くなりました。
まとめ
ターナー布えのぐ特徴5つは、説明書に描いているものと実際に使って疑問に思ったことを、調べた結果と注意して失敗を防げた経験から記事にまとめました。
- 水性絵の具はアクリル絵の具
- 綿・ポリエステル・麻に描ける
- 12色セットで混色もできる
- 自然乾燥できて楽チン
- 洗濯しても落ちなくなる
- 水は極少量にする
- 塗らない「置くように」
- 筆など絵の具をつけたまま放置しない
正解はこれだけではないですが、参考にしてください
ありがとうございます!!!
アクリル絵の具なんだ!
注意点に気をつけて、描いてみます!
失敗を恐れずにリラックスして、描いてみてくださいね
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デニムに描くなら”ターナー布えのぐ18色セット”がおすすめ
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18色セットにはホワイト(濃)も入ってるし蛍光色も入ってます。
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