【知らぬが仏】素人が白亜地下地からこだわった結果【2017】

魂が抜けるイメージ 画家ライフ

白亜地下地セミナー

白いキャンバスとイーゼル
写真がなかったのでイメージです

2017年7月頃になります。

絵画教室に通い始めて8ヶ月ごろの話

コマでも担当してくださっているロバート・ダウニー・Jr似講師(日本人)Keiの主観です♪(´ε` )

無料セミナーの一つに『白亜地下地セミナー』があります。

なんじゃそりゃ?

簡単に説明すると「めっちゃ油の吸水性が高い白い下地のこと」

白くてキレイ!!!

油絵を描くための下地を作れるセミナーになります。

セミナーで作った下地から作品を作る時間に当てても良いと太っ腹!!!!!

「何回でも上から描き直せるやん」という人とは違う角度から見てました。

【結果】経験できて良かった!!

カエルがバンザイして枯れ葉に埋もれている

こんな方法がポピュラーなのかどうかもよくわからない・・・素人のあたし。

絶対に一人ではやろうとしないし、できない。

よくわからないけどと思いつつ、どうせ材料は買わないといけないのでセミナーの時間も創作ができるから作りました。

公募展に応募するためにM20号サイズ(500×727mm)を2枚分。

やる気しかない。

取り憑かれたかのようにユザワヤで麻布を購入してコーナンで板を買い笹部でパネルを購入。

そしてウサギのにかわ、炭酸カルシウムなどは講師が用意してくれました。

作ってみるとおもしろい!!!

なんか料理してるみたい。

膠を温めてから粉と混ぜて冷やすとプルプルのゼリーみたいになる。

ただ白過ぎて美味しそうではない・・・(^◇^;)

知らぬが仏

やり始めて最初は余裕ぶっこいでいました。

「公募展に2枚送りたいので2枚作ろう🤍」

安易に決めました。

パネルにシナベニアの板を貼り付ける

パネルはラワンの素材であまり良い素材ではないので、シナベニアの板をボンドで貼り付けて置いておきました。挟む工具を買ってきて、作業的には30分くらいで終了。

カンタン、カンタン( ´ ▽ ` )♪

麻布を膠で板に貼り付ける

最初に麻の布を液体にしたにかわ

ヒタヒタになるくらい麻布に塗って染み込ませて、板に貼り付けていく。

表と横を乾かしてから裏も3cmくらい隅々まで。

にかわが糊のような役目を果たしてくれます。

カンタン、カンタン( ´ ▽ ` )♪

白亜地を薄く塗っていく

そうして乾かして1週間後に白亜地の下地を塗っていきます。

F6号サイズのキャンバスでやったので、なんとなくは覚えていますが、大きな板のキャンバスだと大変だということに気付いていなかった・・・

5層くらい薄く塗っては数分乾かしては塗っていきます。

1層目は麻の布を埋めていくのでで押し込んで埋めていきます。

最初は人差し指のみで塗っていましたがこのままでは人差し指がなくなるんじゃないかと思うくらい・・・魂が抜けそうでした。

魂が抜けるイメージ
作業のイメージイラスト

これは言い過ぎましたが、

指紋なくなりそう・・・

しかし・・・20号・・・塗っても塗っても終わりません。

人差し指をあきらめて中指に助けを求めます。

次は中指がなくなりそう・・・

薬指に助けを求めて・・・

小指・・・

さすがにやりにくいけど

その間に休憩する他の指たち!!!

右利きなので左手のことを忘れていました。

箸を持つわけではないですが、体のクセもあって左はホンマに使いづらい・・・

それでも少しでも左手も頼って右手を休憩しては、右手の全ての指を使って頑張りました!!!

軽いやけど状態になって指紋薄くなってました。( ´ ▽ ` )やりすぎ〜

カン・・・カンタンじゃねぇ(´;Д;`)

1層目が終わると2層目からは木のヘラで薄く伸ばしていきます。

最初は上手くできずに厚すぎたり薄すぎてえぐれたりしていましたが、力加減がわかってくると楽しくなってきます。

2枚あるので交互に作業をして乾かすのに少し待ったりするので、その時間休憩したりしてかなり有益な時間でした。

カンタンじゃないけど楽しい( ´ ▽ ` )

研磨作業

そして1週間しっかり乾かしてから研磨作業ですよ・・・

小さいと紙やすりでやりますが大きいので、講師の電動やすりを借りることにしました。

R.D.Jr講師
R.D.Jr講師

次回は削ると粉が舞うので汚れても良い服で来てくださいね

Kei
Kei

はーい!そんなにすごいんですか?

R.D.Jr講師
R.D.Jr講師

真っ白になりますよ。

ふふふ

Kei
Kei

あれ・・・来週は誕生日やん

たまたまこの日はあたしの誕生日で夕方から友達と食事に行く予定でした。

自分の誕生日に真っ白になりましたね(笑)

電動なので力はいらないのですが、素人が塗った下地はかなりボコボコで、フラットにするのにそれだけ削らないといけません。

厚いところは削ればいいですが、薄いところを削りすぎると麻布が出てきてしまうので神経をつかいました。

完成して触るとツルツルで気持ち良い!!!

そして正装して美味しいご飯を食べにいきました。✌︎(‘ω’✌︎ )

カンタンじゃないけどおもしろかっった( ^∀^)

絵を描くのに描く前からこんな大変なことしてしまったと最初は後悔しましたが

少しずつできていくのが楽しいですね!!!

ただ必死すぎて写真を撮るの忘れたのか写真がない!!!( *`ω´)

白くてキレイだったのに・・・

次はちゃんと写真に収めたいと思います。

余談

ちなみに以前、紹介した風景画も白亜地下地でした。(板ではなく布のみのキャンバス)

F6サイズ(約410×320mm)なら全然平気でした。(笑)

風景画(油彩)

計算してビックリΣ(・□・;)

F6サイズを10枚分も作ると同じでした。

ギャース( ´Д`)y━・~~

それをあまり深く考えずに行動できて良かったと思います

あとは意地と根性で頑張りましたね

最初にも書きましたが絵画教室に通って8ヶ月ほどで、かなり習慣化できていたと思います。

「行くか行かないか」ではなく「行くのみ。」

そして作業をするのみ。

達成感はハンパない!!!

雷斗
雷斗

なんのために?

そんなに頑張ってんねん

Kei
Kei

ライちゅん!!!

それは失敗をふくめて経験することが一番だから

この記事を書いた人

大阪の田舎の方で生まれ育つ。
未婚40代

高校で描いた油彩画をもう一度やりたくて、30代前半から本格的に描く

【画材】油彩、水彩、色鉛筆、鉛筆
星になった愛犬チワワの雷斗(ライト)を男前に描くことが目標
【ポイント】
・趣味でゆるく始める
・他人とは比べない
階段を一段ずつのぼるように、成長する方法を発信中

ギャラリーで展示販売など活動中

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