ちわわ画家ライフが誕生する前
何を描くのか問題に直面して模索していた時でした。
ジェッソと油絵の具を使う時の注意点
ホルベインのジェッソ下地と油絵の具で胡蝶蘭の描き方
ちわわ画家ライフの筆者Keiです。
ジェッソ下地に油彩画「胡蝶蘭」を描く
2019年に描いた「胡蝶蘭」です。
油彩を中心に創作しています。
当時バイトをしていた、オープンしたての飲食店に飾る絵を描きました
モチーフはなんでも良いというので、お祝いでよく見かける大好きな胡蝶蘭を描くことにした時の制作過程です。
よくお店のオープンや会社のお祝い事に贈られる花。
優美で可憐で美しい!!!
(なんて難しい言葉の似合うかっこいい花)
憧れでした。
新しいことにチャレンジし続ける
以前から気になっていた下地
安心のホルベイン工業株式会社さまのジェッソを使うことにしました。
水性でアクリル絵の具や水彩絵の具など、どんな画材でも描けてしまう万能下地です。
大容量サイズがお得↓
下地を塗ってから公式では最低3日以上となっていますが、念の為2週間程度は乾燥させよう、割れる原因になります。(あくまでも主観です)
制作過程
油絵の具で描く以外の時間にかけました。
2019年7月〜11月
完成するまでに5ヶ月(パネル作成・下地含む)
油絵の具で描いた期間2ヶ月半
描いた日数は14日
描いた時間は約42時間
パネルと下地作成
今回はデコボコがなくてなめらかなMDF
木材を粉末にして合成樹脂で熱圧整形しているので、軽くて反りが少なくて、安い素材にしてみました。
2枚作成できました。
300mm の正方形です。
正方形をスクエアって言います。
絵画教室で作業をしているので3時間×2日で完成
薄く塗り乾かして重ねることで割れにくくなります。
構図・模写
構図を決めて完成をイメージします
たくさん描きました。
写真模写をして花の形を体に覚えてもえらいます。
3時間かけて行いました。
油絵の具
いよいよ油絵の具を使っていきます。
いきなり油絵の具を使いがちなので
ここまで長い道のりのように感じていましたが、作業自体はたった3日程度でした。
期間は4週間です
角度を変えれるようにトレーシンペーパーに、一輪ずつ丁寧にトレースしてから輪郭を整えて模写
テープで止めて油絵の具でトレース
油絵の具を薄くぬった紙をはさんで、ボールペンでなぞっていきます。
絵の具が付きすぎたので、テレピンでいらない部分は消していきます。
この時は汚れても気にしなくて良いと、講師に言われて肩の荷がおりました。
逆に絵の具で汚すぐらいがちょうど良いのが、油絵のポイントです。
バックから
インディゴでいきなりガツンと色を入れていく
花の白に中は薄く自然になるように、青色をまずは仕込みます。
影は重ねて濃く入れていきます。
1日でどんどん進められて成長を実感
写真が切れてる・・・
その上から白を重ねます。
黄色も胡蝶蘭の中心に入れていきます。
油絵の具は重ねてナンボ。
次は赤色を部分的に入れます。
いろんな色を入れることで、絵に深みが生まれる
真っ青!!!
青色で一回落とします。
なかなか衝撃な一枚( ̄▽ ̄)
でもこういうところが油絵って面白くて好き!!!
赤を塗った部分が透けて紫色になるので影になるんだ!
影が描けて感動
その日の濡れている間に白色を重ねる
中心の細かいところも描き込んでいきます。
描いているうちにどんどん上手くなっていくと
すると最初に描いた部分が、下手くそに見えるので描き直す
エンドレス・・・
無心になって描きすぎて、均一にしようとしてしまう・・・
せっかく主役決めたのに・・・
ダメダメと言い聞かせて
ガマンガマン描きすぎないように
でも中心の細かいところ、を描くのが楽しく
かなり細かく自分史上ていねいに描きました。
途中上手く描けなくてイライラしては、休憩を挟みました。
短い時間に集中して描く!!!
そして休む!!!
これぐらいで描くのをやめてもよかった
中心も花の輪郭をボカしてもよかったかも・・・
と振り返ると客観的に見れるのにね
でもこの後悔は成長の証( ̄+ー ̄)
ちょっと白すぎた?
最後にヒゲみたいな描いて完成です。
この細ーいやつめっちゃこだわりました。
どうしても固くなってしまうのは、描き慣れていないからです。
最後に向かい右下にお店のロゴを入れるように潰しました。
ジェッソの決め方
ホルベインのジェッソ白色地塗り材はS・M・L・LLの4種類あります。
初心者やこだわりがないからこそ”どれを選んだら良いのかわからなくなってしまう”あなたには、標準粒子のMを選ぶのがおすすめです。
試しに買うならこのサイズ↓
開けたらそのまま使えるので軽量しなくていいので使いやすかったです。
よく乾かした方が油絵の具が、割れにくいと聞いたので見切り発車してジェッソを塗りました。
Mの標準粒子でもなめらかで十分描くことができました。
とにかく細かく描くのが楽しかったぁ
実際に使うことで自分に合うのかがわかるので、気軽にチャレンジしやすい下地です。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます!!!
ホルベインには助けられています
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