ちわわ画家ライフの筆者Keiです!!!
2017年9月〜2019年4月に描いた作品
記事はこちら↓
- 時間がかかった理由を3つ
- 初心者でもできること5つ
まとめました。
絵を描いても完成できないあなたに、役に立てるよう具体的に書きました。
自分はどうだろう?と
考えながら読んでみてください。
時間がかかった理由3つ
2017年9月〜2019年4月に描いた作品
1年7ヶ月もかかりました。
なぜこんなにもかかったのか振り返ってみました。
1.月1回からスタート
テンペラ油彩は初めての画材でした。
通っている絵画教室の無料セミナーのみにしました。
月2回利用できますが、予定が合う月1回からスタート。
他にも油彩画を、同時に描いていたのでこんなもんです。
焦らない。
なぜ始めたのかというと、油絵の具を中心に描いています。
テンペラ油彩の混合技法は、テンペラ絵の具のみ用意すればいいので始めやすかったからです。
しかし次に紹介する2.と3.のせいで、ムダに時間がかかり過ぎたと反省。
2.ゴール(完成)のイメージ作りをしなかった
描き始める前にエスキース(下描き)をしなかったので、ゴールをイメージできませんでした。
制作前半に謎のオレンジを塗るだけの
現実逃避になってしまった。
イメージ作りとはまずは資料を集めることです。
頭の中だけで考えないこと
頭で考えたイメージを具現化します。
そのために資料を探す
写真でも誰かの作品でもいいので、マネできる素材を探すこと。
イメージは外にあります。
初心者の場合はインプットしてないのに、出てくるわけありません。
そしてその資料をもとに、カンタンでいいので一度描いてみることです。
- 資料を集める
- エスキース
- 3回ほど鉛筆で練習
上手くいくときの工程です
エスキースはあくまでも下描きです。
適当にカンタンにざっくりと、でもその後に模写をていねいに必ずやります。
すると腑に落ちるようになりました。
3.苦手意識から後回し
苦手意識と苦手は別物です。
筆者Keiの場合は「パース」。
背景をあまり描いたことがないのに、苦手意識が強くなり逃げました。
逃げても上手く描けるわけないので、さっさとあきらめて下手でも描くしかありません。
初心者でもできること
経験がなくても初心者ができることがあります。
すべて完璧にしようとせずに、できそうなことからでいいです。
1.ゆるく始める
1ヶ月に1回から始めました。
これは筆者keiの場合です。
あなたはどれくらいならできますか?
始める時はバカバカしいくらい、小さくすることが続けるコツです。
2.資料を集める
資料って大げさですがカンタンに手に入るもので
- 美術館の図録
- ネットの画像
- 自分で撮影
自分が描きたいものに近いものを探します。
ほどほどにしてエスキースに移ります。
3.エスキース(下描き)する
1ミリも変更しない、完璧なエスキースは存在しません。
(仮)を作ります。
絵を描くときも同じように
エスキース(下描き)
ポイントは実際に自分の手で描いていきます。
途中に迷わないように、構図と色を決めていくこと。
経験が積み重なると何を
- きっちり決める
- ざっくり決める
のかの判断が早くできるようになります。
しかしどんなに経験があっても、迷って悩むことが納得できる絵を描くために大切な作業です。
資料が足りないなら追加で探して、エスキースします。
4.苦手と苦手意識を分ける
苦手なこと何回しましたか?
しかしまだやってないとか数が少ないなら、それを苦手だと決めるのはもったいないです。
1〜2回なら苦手になりません
ただ苦手意識が高くなってしまっただけ。
ただ繰り返す回数を増やそう
それでも苦手でどうしてもやりたくないなら、やらなくていい方法を考えること
苦手だからこそ工夫が必要です。
5.経験する
なんにしても一番は経験が必要です。
失敗も経験するから、次は上手くできるように努力できます。
くやしいから、失敗して後悔したとか感情が生まれるから。
絵を描くための基本的な方法は本やネットでいくらでも調べられる
しかしそこに感情がないから、やる意味あるのかと疑ってしまう。
めんどくさいと感じてやりもしない。
それでは思うように絵は描けません。
混合技法(テンペラ油彩)ってなんやねん
乳化しているので水に溶けるテンペラ絵の具 |
油に溶かして使う油絵の具 |
二つを一緒に使う古典技法です。
一緒にといってもぐちゃぐちゃに混ぜて使うのではなく、基本的なルールがあります。
油絵の具→テンペラ絵の具→乾かす
これを繰り返していきます。
テンペラ絵の具は卵が入っているので、水分が蒸発して乾くと固くなります。
そしてもう一つポイント
重ねるごとにテンペラ絵の具の量を減らし、最後は油彩のみで仕上げる
このめんどくさい作業のおかげで、絵の具の色が変色しにくいのが特徴です。
もしテンペラ油彩の混合技法に興味があるなら独学ではなく、先生を見つけよう。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます!!!
失敗は怖いですよね。
しかし失敗せずに
絵は描けません。
そしてどんな画材でも
共通するコツです。
少しでもあなたのお役に
立てたなら嬉しいです。
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