「ちわわ画家ライフ」筆者のKeiです。
水彩を始めたときの経験から
この記事を読むと「苦手意識の正体」と「検証と対策」がわかります!!!
具体例と抽象的な考え方からあなたに置き換えて考えてみてください。
透明水彩を始める2018年
油彩画を始めて約3年
絵画教室に通って約1年半
2018年に透明水彩を始めました。
絵を描きたいと思いつつも行動できなくてやっと油彩を始めたけど、水彩は・・・「なんか苦手だな」となかなか始められませんでした。
結論「否定的な思い込み」
一般的な透明水彩のメリット5つ
- 絵の具が安い
- 持ち運びしやすい
- 紙がかさばらない
- 描く場所を選ばない
- 匂いがない
これだけのメリットがあるのにできませんでした。
苦手意識の正体は
『否定的な思い込みです』
しかし
なんだ思い込みか〜解決!!!
っとはいきませんよね。
くわしく説明していきます。
なぜ?分析してみた(Keiの場合)
透明水彩を始められなかった理由
- 油彩で必死だった
- 一発で描かないといけない
- 水彩は苦手
一つずつ分析していきます。
1.油彩で必死だった
→1点集中で良かった!
油絵の奥深さが楽しくて追求したくなってしまいました。
しかも水彩をするメリットに油彩画が上手くなるとチワワ講師がおっしゃっていたのでやってみようと思ったんです。
2.一発で描かないといけない
→【思い込み❶】油彩は何度も失敗できるけど、水彩は失敗できない。
3.水彩は苦手
→【思い込み❷】水彩画を描いたことないのに苦手意識がある
思い込みを把握して検証する
分析した結果、思い込んでいたこと2つも出てきましたね。
【思い込み❶】油彩は何度も失敗できるけど、水彩はできない
【思い込み❷】透明水彩を描いたことないのに苦手意識がある
次にしたことはこの2つが本当かどうかの検証です。
検証って難しく考えずにただ試してみることです。
試すとは水彩画を描いてみること
検証した結果
透明水彩
を実際に試して気付いたこと
- 限度はあるが失敗してもリカバリーできる
- 技術はあった方が楽、分解して1つずつ学ぶこと
- 水加減が難しいけど練習と水彩紙でカバーできる
- 限度はあるが失敗してもリカバリーできる
1回どころか2〜3回くらいなら、水彩紙によりますが直すことはできます。
ビビらなくてOKですd( ̄  ̄)
- 技術はあった方が楽、分解して1つずつ学ぶこと
技術とはデッサン・パース・模写など学ぶことでスムーズになります。
この3つと水彩を分けて考えます。
あたしはこのデッサンやパースがまだまだ苦手なので、やったことない水彩まで苦手だと勘違いしていました。
- 水加減が難しいけど練習と水彩紙でカバーできる
水彩の難しいところは水加減です。
日本画用の筆を使うと水の含みが良いと言われて使い始めました。
面相筆の大はこちら
面相筆の小はこちら
慣れていくと良い描き味があるのですが、最初は水でシャバシャバになって紙が波打ってしまいます。
布の上にワンクッション置いてからするクセをつけよう。
最初は安い水彩紙で、どれぐらい紙が波打つのかを知ることができるからです。
おすすめはこちらのホワイトワトソンです。
安くて小さくて使いやすかったです。
慣れてきたら高くても厚みのある水に強い水彩紙を使うことが良いらしいですが、かなり勇気が入ります。
次にチャレンジしたい水彩↓
対策
最初は花を描いてみたんですが、水彩紙にそのままいきなり描いてしまいデッサンで何度も書き直した為に、花の部分の水彩紙が消しゴムでボロボロになってしまいました。
初めての水彩画のくわしい記事はこちらからご覧ください↓
こちらはパース力がいる風景画。
いきなり水彩紙に描いてしまい何度も描き直して、消しゴムで表面がボロボロになり描き直せないので断念しました。_| ̄|○
新しい水彩紙で2回目は1回目の練習がいかせたのか、完成できました。
水彩紙がもったいないので、めんどくさがらずにクロッキー帳に描こう。(*´Д`*)
風景画の水彩画のくわしい記事はこちらからご覧ください↓
こちらのチワワの雷斗くんの水彩画は、クロッキー帳で練習して試し描きと色を水彩紙で確認。
本番の大きなポストカードに描いて応募したのですが落選、本番に描いた写真を撮るのを忘れてしまった( ̄▽ ̄;)残念・・・
人の肌色のために練習した時
ちょっと遊んでみました♪( ´▽`)
こちらは写真模写になります↓
何度も色を重ねすぎて少し重くなってしまってけど、水彩でもこんなに描き込めるのかと感覚の学びになりましたね。
やってみないとわからない。
言葉だけではわからない。
適当に入れると猫の毛の模様がでないので一本一本、丁寧に入れていきました。
こちらは実物をクロッキー帳でデッサンしてから水彩紙に描きました。↓
丸の形を捉えるのが難しかったです。デッサンで苦戦。
しっかりとクロッキー帳に描いたので、水彩紙はボロボロにならずにストレスなく描けました。
まとめ
一般的な透明水彩のメリット5つ
- 絵の具が安い
- 持ち運びしやすい
- 紙がかさばらない
- 描く場所を選ばない
- 匂いがない
透明水彩を始められなかった理由(Kei場合)
- 油彩で必死だった
- 一発で描かないといけないという思い込み
- 水彩は苦手という思い込み
分析した結果思い込み2つ
【思い込み❶】油彩は何度も失敗できるけど、水彩はできない。
【思い込み❷】透明水彩を描いたことないのに苦手意識がある
思い込みが本当か検証する
検証って難しく考えずにただ試してみること(みんな共通)
試すとは水彩画を描いてみること
検証した結果わかったこと
- 限度はあるが失敗してもリカバリーできる
- 技術はあった方が楽、分解して1つずつ学ぶこと
- 水加減が難しいけど練習と水彩紙でカバーできる
透明水彩を描くときのポイント5つ
- クロッキーで下描きをする
- 本番用の水彩紙で色を確かめる
- 水彩紙の下絵の線はできるだけ少なくする
- 一本一本、一筆一筆をていねいに描く
- 一回は失敗しても良いと肩の力を抜く
すべてホルベイン透明水彩を使っています。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!!
具体的に経験を描きました。
あたしの苦手意識は水彩ではなくデッサンでした。
あなたにとって何が苦手なのか分析して検証してみてください!!!
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