【テンペラ油彩②】不安を味方につける方法3つ、失敗と決断2つ、比べた結果。

不安な少女の写真 画家ライフ
Kei
Kei

「ちわわ画家ライフ」筆者のKeiです!

テンペラ油彩の混合技法を使って、筆者keiが描いた作品についてまとめました。

この記事を読んでわかること
  • 絵を描く不安を味方にする方法
  • 筆者Keiの失敗と決断
  • 1作目と2作目を比べた結果
  • 目標を6ヶ月で完成にした理由

成長を意識しながらも、よくばりすぎないようにバランスを取る方法を、実体験にそって具体的に書きました。

テンペラ油彩でライトを描く

1作目は1年7ヶ月かかり完成(月1〜4回ペース)して

記事はこちら↓

1作目はゆるく始めて続けることを優先なので、苦手意識の強い背景を描かずに逃げて後回ししていました。

1作目の失敗から

2作目は6ヶ月で完成(月3〜5回ペース)させました。

記事はこちら↓

不安を味方につける方法3つ

不安な少女の写真
無料写真O-DAN

1作目の時は背景が上手く描けるのか不安で、その不安を解消するために逃げました。

そこから下手でもいいから描こうとおもい直して、完成することができました。

自分を説得するのに時間が必要だと実感。

2作目も不安でいっぱいでした。

今度は時間です。

また後回しにしてしまわないか・・・

そして後悔しないか・・・

結果的には不安があったからこそ

このままでは完成できないと考えて行動に移せました。

不安を味方にする方法3つ
  1. 描く時間を増やす
  2. 絵を上手く描こうとしない
  3. 下手でも手を抜かずに描く

初心者に足りないのは経験だからです。

失敗する経験と悩む経験です

そのためにまずは描く経験を増やすしかない

失敗2つと決断

失敗と決断の話をします

時間が足りない中、技術もまだない状態です

パースを学びましたが、まだ点と点が繋がってない状態です

失敗2つ
  1. ハート柄のパースがわからない
  2. 白を安易に使いライトがくすむ

失敗1

テンペラ油彩のハート柄のパースが狂っている
テンペラ油彩画 途中 by Kei

途中経過の作品です。

シーツの赤色と手前のハート柄

キレイだったので本当に悔しい・・・

丸の中のハートのパースが変なのはわかるけど・・・

修正したけど直らず・・・

しめきりが迫ってきて

正解がわからないので決断しました。

決断1

ハートを全部ぬりつぶす

テンペラ油彩画の途中
テンペラ油彩画 by Kei

失敗2

テンペラ油彩画の途中

白の絵の具を適当に使ってしまいくすんでしまった。

ふいても白の威力は強すぎる

ハートのパースがわからなくて途方に暮れて、意識がハートばかりになってるのに、描かないといけないと無理したため。

描かないで観る。

観察する時間が必要でした。

そのためにもっと明るくしたかったのに断念

決断2

ライトの明暗を下げる

1作目と2作目を比べたら

サムホール 混合技法完成
1作目テンペラ油彩画 by Kei
テンペラ油彩画の途中
2作目 テンペラ油彩画 by Kei

目標はテンペラ油彩の2作目は”6ヶ月間で完成させること”でした。

無理やりに完成させましたが、この時は納得ができる作品ではなくてかなりガッガリしました。

もっと時間をかけて描いても良かったのではないか、という思いもあって後悔していました

しかし計算して比べてみると・・・

1作目1年7ヶ月80時間26日
2作目6ヶ月75時間25日

1作目とほぼ一緒の時間でした。

今回も器いっぱいの状態なので、もう画面はお腹いっぱい。

ハート柄を消す選択は間違ってなかった。

突然上手くなるわけなくて、

今回したことは、

月1回〜を月3回〜に増やしただけ。

初心者でもできなくはないことです。

ただ睡眠時間を削ってまで、

無理はしないことです。

”目標:6ヶ月で完成”にした理由

なぜ?この目標にしたのか
  1. 公募展に応募
  2. 自分でコントロールできるから
  3. テンペラ油彩を短期間で完成するのが難しいと感じる

根本的な土台が成長したいからです。

1作目を描いている時に公募展に応募しようと決めました。

必然的にしめきりが決まったんです。

もっともっと上手く描こうと欲がおおきくなりすぎると、向き合うのが怖くて逃げて描かなくなり完成できません。

半年で完成できる=月2回×6ヶ月=12回

初心者でも完成できる回数です。

しかし筆者Keiは観る力が弱く、筆使いも慣れていません

1回では描けないので、もっとかかるだろうと考えていました。

欲はあることは悪いことではなく、バランスが大切。

今の自分が描ける作品を知るために、

今、”頑張ること”と”あきらめること”があることを経験できた作品です。

Keiが学んだこと
  • 頑張ること=描く回数を増やす
    • →月1を月3以上にした
  • あきらめること=今の自分の力量を知り修正する
    • →パースがわからない
    • →しめきりを意識してぬりつぶす
Kei
Kei

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

あなたのお役に少しでも立てたなら嬉しいです。

この記事を書いた人

大阪の田舎の方で生まれ育つ。
未婚40代

高校で描いた油彩画をもう一度やりたくて、30代前半から本格的に描く

【画材】油彩、水彩、色鉛筆、鉛筆
星になった愛犬チワワの雷斗(ライト)を男前に描くことが目標
【ポイント】
・趣味でゆるく始める
・他人とは比べない
階段を一段ずつのぼるように、成長する方法を発信中

ギャラリーで展示販売など活動中

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